どうも、カーボンコピーラバー萩原悠です!

やっぱりいつまで経っても名機ですね。

アナログディレイといえばMXRM169 Carbon Copy Analog Delayを挙げるギタリストも多いのではないでしょうか。

ってことで、ここではわたしの大好きなカーボンコピーアナログディレイのレビューです!

CarbonCopy 1

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MXR


MXR(エムエックスアール)とは、1970年代に設立されたエフェクターブランドの老舗のひとつです。

一号機のPhase90、二号機のダイナコンプを始め、

数多くの歴史を作ってきたエフェクターを排出し、ディレイペダルにおいてもその功績は変わりません。

今では大定番になっているMXR69番目のエフェクターカーボンコピーアナログディレイです。

M169 Carbon Copy Analog Delay






それがこちら!

ちょっとエフェクターを知ってるギタリストならみんな見たことありますかね。

とっても有名なアナログディレイです。

これでしか出せない質感を求めてギタリストがこぞってボードに取り入れるという名機ですね。


“カーボンコピー”とは


このCarbon Copy Analog Delay最大の特徴は、その名の通りカーボンコピー

つまりこれはカーボンテープを使ったディレイを模して作っているということなんです。

テープエコーと言えば、ちょっと不安定な音程ながらも暖かく特徴的なディレイ音が魅力です。

この小さな筐体でそれを実現しているというのがすごいんですよ!

動画で確認





こちらをごらんください。

多分、欲しくなっちゃうと思いますww

どんなすごいことが出来るか、とかではなく、

もうこの質感なんですよ。

こういうのって足元で手軽に加えられちゃうものなんですね!

すごいね。


シンプルなコントロール


CarbonCopy 2
MXRのエフェクターのいいところですね、使い方はいたってシンプル!

REGENが繰り返しの回数(つまりFEEDBACK)、

DELAYがディレイタイム、

MIXがディレイ音の音量です。

適当に全部真ん中とかから初めて、好みのサウンドになるまでちょちょいといじれば30秒くらいで仕上がると思います。

絶妙!


モジュレーションスイッチ


CarbonCopy 3
Carbon Copy Analog Delayがここまで愛されることになった最大の特徴はもしかしてこれかもしれません。

モジュレーションスイッチ!

このMODってスイッチを押すことによって、ディレイ音にコーラスがかかります。

つまりちょっと音程も揺れます。

これがね〜いいんですよ!

人によってはこのMODスイッチなしではカーボンコピーを踏めないというギタリストもいるくらい!

リードプレイにさらなる広がりを、アルペジオにはいい意味で濁りを!

オススメです!

ちなみに、このモジュレーション具合は裏蓋を開けると調整出来ます。

CarbonCopy 4
揺れの強さのWIDTHと揺れの速さのSPEED

初期設定ではWIDTHが全開になっているので、

もうちょっとさりげなく使いたいとあればここで調整するのがヨシです!

ディレイタイムは最大600ms


これね、アナログディレイとしてはとんでもない長さなんです。

デジタルだったらコピーして再生してってだけなので簡単なのですが、

アナログディレイは仕組み上あまり長いディレイタイムにするのは難しいのですが、

Carbon Copy Analog Delayは600ms、つまり0.6秒間隔までいけます!

頼りになるぅう!


Carbon Copy Analog Delayのオイシイ使い方


エフェクターの使い方なんてひとそれぞれ、みんな自分の好みで使い、

自分だけの最高の使い方を見つけていくわけですが、

一応わたしが普段使っててオイシイと思っている使い方を紹介します。

これが絶対の正解なわけでもないですが、

よかったら試してみてください!


リードプレイを伸びやかに


ディレイといえばまずこれでしょう。

アナログディレイにしては結構煌びやかなサウンドにもなるCarbon Copy Analog Delay。

まずはギターソロで踏もう!

このときMODスイッチを入れると広がりが、入れないなら伸びやかさが出ます。

個人的には、アンサンブルの音数が少ないならMOD入れる、

ガチャガチャしてるなら入れない!


アルペジオにうっすらかける


即座にMOD入れて!

そしてリバーブよりちょっと広がりあるなくらいのディレイタイムにして、

フレーズが潰れない程度にMIXを上げていきます。

アルペジオがあちこちに反射して空間を作り上げていく感じ、

とても良いです。

ちなみに、600msという余裕あるディレイタイムを利用して、

付点八分くらいの反射にしてアルペジオを楽しむもよしです!

発振させよ!


アナログディレイなんだからそりゃやるっしょ!

REGENを全開にした状態で、DELAYをいじくりまわします。

そうすることにより、減衰するという道を断たれたアナログディレイは自分の音が高速で回り続けギョィイイイイギャーーーーーギョォォォォォとヤバいノイズの雄叫びを上げます。

アナログディレイの醍醐味です、是非やってみましょう。

しかし、思ったより音量が出ますので、楽器屋さんやスタジオでやるときは恐る恐るやってくださいww


まとめ:アナログディレイの決定版!


発売から随分経つCarbon Copy Analog Delayですが、

やっぱり今でもアナログディレイといえばコイツです。

新しいものだけがいいものとは限らない、

アナログ機材の、いや、音楽の面白いところです。

定番と言われる理由を是非お試しくださいませ。

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!